一戸建てを住まいとして設ける際には、自由度の高いデザイン性や開放感あふれる広い庭など、得られるメリットがユニークで豊富なのが嬉しいところですが、選ぶ際には、マイナス面にもしっかりと目を向けておくことが大切です。例えば、一戸建てはマンションと違って、老朽化により建物がいたんできたり、災害などでダメージを受けてしまった場合には、自分で手続きをして補修の依頼をしなくはなりません。また、買ったばかりの家であっても、中古の一戸建ての場合ですと、すでにダメージが蓄積されていて、すぐに問題が表面に現れてしまうこともあります。補修費用のことまで頭に入れておかないと予算オーバーになってしまう恐れがあります。
から、こういった建物の状態にも意識を向けて、住まい選びをすることが大切です。なお、住まい選びと言うと、建物にばかり意識が行きがちですが、周りの環境にも意識を向けることが重要です。家が建っている地盤に関することですとか、近くに川や海がないかなど、チェックしておくべきポイントは色々とあります。地盤が弱い所や不安定な地形の所に建っていると、ダメージを受けやすいですし、川や海のそばの場合ですと、氾濫したり津波が発生した時にまともに被害を受けてしまうことがあります。
また、街の開発に関することも頭に入れておきたいところです。気持ち良く生活をしていたら、近くに大きな墓地を建設する計画が持ち上がるなど、街の様子が自分の好みとは違った方法に変わってしまうことがあるからです。