寒冷地を除く国内の多くの地域で、夏の季節になると真夏日が続き外気の熱気が室内側に入り込んでしまい、その多くが窓ガラスから入ってしまうことが多い傾向にあります。単層ガラスをお使いの場合は複層ガラスにリフォームする方法はありますが、簡易的に窓を防熱仕様に仕上げるには窓ガラス用の断熱シートを購入し、貼り付ける方法も一定の効果は見られます。お近くにホームセンターがあれば取り扱っているお店は多いので簡単に入手できますが、近くで販売店が無いという場合は、インターネットを利用してECサイトから購入する方法で問題はありません。防熱シートの選び方は、ノンブランドよりも名の知れたメーカー品の方が効果が高く、3重構造で厚みが2ミリや3ミリ程度のシートであれば暑さ対策は行えます。
曇りガラスになるようにデザインされたシートも使えますが、透明度を保ちたい場合は透明素材の防熱シートを探せるので問題にはなりません。購入には対象とする窓ガラスのサイズを計測して不足しないように商品選びを行う他、腕に自信が無いという方であれば水張りで貼ることができるシートを使えば何度もやり直しを可能にします。揃えるべき道具もあり、フエルト付きで傷が付かないスキージーと余り部分をカットする際に使うカッターがあれば一応は万全です。水張りの場合は一般家庭用の霧吹きを使う方法が便利になり、スキージーは空気や水を外に逃がす作業工程で効果を発揮します。